高い製品はオーバースペック?高い道具を購入することのメリットと高い道具を買うことのメリット
最近登場したiPad Pro M1。
この性能がほとんどの人が扱うにはオーバースペックでは?という疑問を抱いている人たちがいる。
僕は、そんなことないと思っている。レスポンスの速さなどが決め手になるのではないか?
例えば、文字打ちをとってしても、性能が活きてくる。言葉を変換するスピードもM1が関係しているのではないかと思っている。
また、将来やりたいことをやるときに便利だ。例えば動画編集などがそうだ。
今やりたいことが文章を書くことだけの人でも、将来興味が変わってくるかもしれない。
余裕を持たせるという意味でもいいと思っている。
もちろん、明らかに使わないと分かっているのなら無理をしてオーバースペックのものを使う必要はない。
確かに、ほとんどの人にとって、M1は無用なものだと思う。
実際にどれくらい使っているのかという点に関しても、ほとんどが動画視聴や文章を書くことやネットサーフィンぐらいのものだ。
しかし、スペックに余裕を持たせることは、マラソンのようなもので、長く使っていくつもりならば、選択肢に入ってくると思う。
結局、長期的な視点で見るか?短期的な視点で見るかの違いがあるだけのように思える。
一番性能の良いものを購入して、じっくり使い込んでみる。
そうすることでその製品に対するイメージが変わるはずだ。
経済的な理由はもちろん考慮するべきだが、自分が何をしたいか分からない人こそ、高いものを買っておくことは、長期的に見てプラスになるはずだ。
使い込む時間にお金を投資しているようなものだ。いずれ使い込めばそれを回収することができるのではないだろうか。
短期的に見ればただの高い買い物だ。しかし、性能をあげておけばできることができるが性能が低くてできることを制限する。これは、道具を使いこなせないことに対して引け目を感じる必要はない。
高い道具とは、往々にして長く使い込むためのものだ。道具を使いこなすには時間がかかる。
何事もそうだと思う。例えば、人間関係がそうだ。すぐに知り合って友達になった人は、案外疎遠になる可能性が高いと思う。
別に、好きでも嫌いでもない。そんな関係と同じだ。信念がない。友達の付き合いをとっても、何かしらの価値の交換が行われているはずだ。
価値の交換ができるのは深く知り合ってできた関係になるはずである。
道具にも短期的な目標を達成するものと長期的な目標を達成するものがある。
その中でも長期的な目標を達成するための道具は馴染むまで時間がかかるだろう。
しかし、時間をかけた分だけ自分自身が成長しているはずだし、正しい道具の扱い方も心得ることができる。
だから、基本的にはなるべくスペックは高いものを選んだ方が後々得をするはずである。
終わり