知性ってなに?僕なりに考えてみる
知性とはなんだろう。
知性にもいろいろある。
例えば、知識が豊富な人だ。よくクイズ番組に出ている人たち。彼らが、競っているのは知識を覚えているかどうかだ。つまり記憶力を競っている。しかし、皆さんもご存知だろう。記憶は歳をとっていくごとに悪くなる傾向がある。
歳のせいで記憶力が落ちてしまうのはしょうが無いことだ。ただ、記憶を上げていくトレーニングはある。思い出すことだ。何も見ずに思い出すことができれば記憶力は上がる。
しかし、知性ではない。記憶力が良くても、その知識は生かしているのだろうか。
活かせない知識に意味はあるのだろうか。僕は疑問に思う。知識を披露する上で何かと鼻につく部分がある。
確かに、知識を得ることは一種の万能感を人にあたえる。僕自身も経験がある。僕は知識が少ない人間だ。だからいつも、不安な気持ちでいた。自分に穴が空いたような感じをいつも抱いていた。
父に言われた。「そんなことも知らないのか」
その言葉にかっとした。怒りを覚えたのだ。
結局僕も、記憶力しか鍛えてこなかった人間の一人だと後になって気づいた。
記憶力ではない何かを求めていた。それが知性だと思う。
では知性とは思考力ではないかと思い始めている。知性=思考力。もっと噛み砕いていうと、思考力とは疑問を持つことだ。
疑問をたくさん出して、その疑問の答えを探して、また疑問が出て・・・。繰り返しいく過程が考えることだろうと思う。
また、いろいろな分野の勉強をしていくといい。分野同士でつながりを見つける事ができる。
そのつながりが個性であり思考になる。
面白い文章とは、そうして、出来上がっていくと思う。
良ければ感想などをもらえると嬉しいです!ありがとうございました。