【集中力はいらない 森博嗣】 自分が好きなところを引用して感想を書いてみた

情報の多くは、伝聞であって、自分で事実を確かめたわけではないから、複数の情報源に当たって、そこに挙げられている数字を比べてみるのが一番無難である。 

自分メモ「 僕自身数学が苦手だ。しかし、この記述を見ると僕は言葉を頼りにしていることがわかった。」

「また、複数の情報に当たることが大切なことがわかった。ただ、同時に疑問に思った点は、数字を比べるとことが一番無難かどうかは自分で確かめていないからわからないこと。今までは複数の情報を確かめもせずにいた。もちろん数字で比べてみようとも思ったことはない。数字の使い方を僕は考えたことがなかったんだと気づいた。」

言葉は意図的に歪められているので

(中略)

数字は間違ったものを発表しにくいし、周囲の数字との整合性から、局所的な嘘がすぐにばれてしまう。 

 

自分メモ「数字を比べる習慣がないから、この文章は正直わからなかった。もう少し数字に触れた方がいいかもしれない。」

雑多な情報の中から何を選ぶのか、という問題ではなく、その情報をどう加工して自分の頭に入れるのか、と言うところが肝要だと思う。

 

自分メモ「なるほど。選ぶのではなく加工してどう頭に入れるかが大切だそうだ。

自分は選ぶだけを今までしてきた。では加工とは具体的に何をするのか?」

どう加工するのかとは、つまり自分が持っている知識や理屈と照らし合わせて、フィルタリングしたり、あるいは推測を行ったりする、と言うことであって、まずは、自分の知識と理屈を持っている必要がある。

 自分メモ「加工するとは、自分が持っている知識や理屈と照らし合わせること。」

    「普段僕やっていないことですね。複数の情報を見ても、選ぶだけ。しかも、選ぶ基準はないです。そのまま入れている感じがする。」

 「自分自身と照らし合わせることは自分の存在を忘れないようにするため?あるいは、自分を他人の知識や経験に介入するためかも?」

「これは、自分がどうその習得したい知識を使うのかをインプットする行為か?」

「自分にとって、知識を加工するとという行為がなかったために理解も乏しかったと思っている。」